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複雑で分かりにくい障害年金制度に関する用語を解説します。

1)障害の状態とは

身体または精神に、国民年金法及び厚生年金法に定める程度の障害の状態にあり、

かつ、その状態が長期にわたって存在する場合をいいます。

 

2)傷病(しょうびょう)とは

①傷病とは、疾病(しっぺい)または負傷およびこれらに起因する疾病を総称したものをいいます。

②起因する疾病とは、前の疾病または負傷がなかったら、あとの疾病がおこらなかったであろうと

いうように、前の疾病との間に相当因果関係があると認められる場合をいい、負傷は含まれません。

3)初診日(しょしんび)とは

(初診日)とは、障害の原因となった傷病につき、初めて医師または歯科医師の診療を受けた日のことです。

4)障害認定日とは

(障害認定日)とは、障害の程度の認定を行うべき日をいい、初診日から起算して

1年6か月を経過した日または1年6か月以内に治った場合には治った日

(症状が固定し、治療の効果が期待できない状態に至った日を含む。)をいいます。

 

5)傷病が治った状態とは

(傷病が治った状態)とは、器質的欠損(物理的障害)とは器質的欠損もしくは変形又は機能的障害を残している場合は、医学的に傷病が治ったとき、または、その症状が安定し、かつ、残存する症状が自然経過により到達すると認められる最終の状態(症状が固定)に達したときをいいます。

6)事後重症による年金とは

(事後重症による年金)とは、傷病により障害の状態にあるものが、障害認定日において政令で定める程度の障害の状態に該当しなかった場合で、当該傷病による障害により65歳に達する日の前日までに、政令で定める障害の状態に該当し、かつ、65歳に達する前日までに裁定請求のあった場合に支給する年金をいいます。

7)基準傷病および初めて2級による年金とは

(基準傷病)とは、既に発している傷病による障害の程度と、新たに発した傷

(既に発している傷病の初診日以後に初診日のある傷病)による障害の程度を併合して、

初めて、障害の程度が2級以上に該当する状態に至った場合における新たに発した傷病をいう。

 

(初めて2級による年金)とは、既に基準傷病以外の傷病により傷病の状態にあるものが、

基準傷病に係る障害認定日以後65歳に達する日の前日までの間において、

基準傷病と他の障害を併合して障害等級が1級又は2級に該当する程度の障害の状態に至った場合に

支給される障害基礎年金または障害厚生年金をいう。